FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を液状にして、被覆防水層を形成する工法です。防水層は軽量、強靭で耐水、耐食、耐候性に優れており、様々な形状に施工でき、綱ぎ目のないシームレスな層を形成します。鉄筋コンクリートや鉄骨構造の建物や一般住宅ではベランダ、バルコニーや屋上、浴室などで用いられています。耐用年数は10年前後です。
<施工の流れ>
高圧洗浄
下地をしっかりと洗浄します。
1
プライマーの塗布
下地との密着性を高めるために、プライマーを塗布します。
2
積層工程
ポリエステ樹脂の塗布とガラスマットの貼り付けを行います。ガラスマットはしわになって気泡ができないようにローラーを用いて丁寧に貼り付けていきます。この工程を2~3回繰り返します。
3
研磨
ガラスマットの表面を研磨して、磨き上げます。
4
トップコートの塗布
トップコートを塗布して、完成です。
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